猫の毛
毛っ。
毛っ。
毛っ毛 毛ぇのけー。
「毛っていう字、ずっと見てるとなんかおかしくない？」
（猫社長）「それな、ゲシュタルト崩壊っていう。知らないの？」
（猫専務）「・・・ゲシュタルト崩壊の知識をひけらかす輩は、※ドップラー効果のこともなんか自慢気に言うからムカつく。」
※救急車とかのサイレンの聞こえ方。
不毛なやり取りを横目に、僕はひたすらコロコロをかけています。
奴らあったかくなると毛がファッサーって抜けてきます。
あちらこちら大変です。
・・・ピン！（海外版だとPing！）閃きました！
落ちている毛を拾うのなんかはあくまで対処療法。
中国の領空侵犯に自衛隊がスクランブルをかけるようなものです。
あちこち動いて疲れます！！
こういった問題は根本から解決しなければならない。
猫に直接コロコロすればいいんだと！
・・・・・・。
えー、只今、検索窓にて、
「猫 コロコロ 直接」
「猫 虐待 炎上」
「猫 コロコロ 動物愛護 うるさい」
・・・etc.
うん、では、またね！
便利な世の中にあって、出来ることが少なくなる
我ながら国語の問題に出てきそうなテーマだ。
さてさて、どういうことか。
これは
「便利な世の中」
と、
「出来ることが少なくなる」
という、
2つの現象に分けられる。
便利な世の中とは？
『今日はコンビニのお弁当を食べるのに割り箸を使いました。』
その名が表す通り、便利の象徴、コンビニ。
お弁当は24時間365日買える。
つまり、料理する必要が無くなる。
そして、料理出来なくなる。
どんな風に作られたか想像しないし、たとえ何か食材を手にしても新しい物など創造出来ない。
割り箸は使うけど、木なんか切ったことない人が多い。
便利さは僕らからどんどん経験を奪い去る。
進化しているようで、全くもって退化している。
マニュアルもそう。
マニュアルを読むのにはもちろん想像力なんて必要なし。
お客様の状況などはお構いなし。
「ハンバーガー20個、持ち帰りで」と言っても
「店内でお召し上がりですか？」と、いつものように聞いてしまう店員さん。
怖いのは、マニュアルが間違っていた場合。
どうなってしまうのかね。
近いものに、ネットの口コミがある。
お店を探すときに出てくるサイトは利用する人も多いはず。
その口コミが嘘や、ヤラセ、悪意のある書き込みだったら？
お店の地図が間違っていたら？
そのまま、間違って、終わり。
経験の喪失。
想像力の欠如。
それにより、
他人の痛みが分からない人間を育て、良くわからない事件が多く発生する。
失いたくないものですな。
引っ越しがあれだ。
別れと旅立ちの季節。
パンダさんやアリさんが超絶忙しくなります。
そう、引っ越し。
引っ越しはいい機会だと思います。
知らない間に溜まったモノたち。
これらを整理できます。
着なくなった服。
ペットボトルに付いてきたオマケ。
雑誌や本。
いつか使うだろうと溜め込んだ紙袋（しっかりしてるやつ）。
こいつらは簡単だ。
袋に入れて、ゴミ箱へバイバイ。
お掃除をしていると、処分がなかなか難しいやつも出てくる。
そしてこいつらが出てくる度に、手が止まって全然作業が捗らない。
「置いといていい？」のまま、置いていかれた歯ブラシ。
「一緒に見ようね」って言ったのに、いつも先に寝てたから結局最後までちゃんと観てないDVD。
明らかに自分には小さいサイズのスウェット。
……
…
いいかね。
アナタという人間は何で出来ている？
いま、その部屋にある全ては自分という人間性を構成しているパーツの一部ということは避けられない事実なのだ。
構成パーツというより、自分の行動の履歴を具現化したもの、が近いかもしれない。
あれ？ウチには歯ブラシもDVDもスウェットもないや…不思議♪☆★
あ、DVDはある。あるけど何ていうか違うやつで…なんというか…違うDVDだ！
えーと、引っ越しはいい機会だと思います。
結局引越ししないけどね☆
ごあいさつ
春です。
限りなく澄んでいます。
無色透明です。
無色と云うより、限りなく無職です。
あぁ、なんだか霞んで来ました。
春霞。ぼくの明日がね！
花粉でしょうか？いいえ、ＰＭ２．５です。
知らんけど。
愛すべき皆様に意図がおぼろげな文字の羅列をお届けします。
よろしくお願い致します。
